

この記事を書いている僕はパチンコが大好きで、パチンコ屋に行けないときはパチンコの動画を観て、スマホではパチンコゲームをやり続けていました。
聴いている音楽もパチンコ・パチスロ関連だったので、パチンコに触れない日は1日もない状態でした。
そんな僕がパチンコをやめることで休日の過ごし方が大きく変わりました。
1.パチンコをやめると休日の過ごし方が変わる
パチンコをやめると休日が変わるなんて言われても、パチンコが好きな人はイメージが湧かないと思いますので、何がどう変わるのか紹介します
1.休日のリズムが変わる
パチンコが好きな人はパチンコ屋が営業している時間帯に合わせて行動してしまうので少しでも時間ができると、ついパチンコ屋に行ってしまうのです。
パチンコ屋の多くは10時~23時の営業ですがパチンコをやめるとその縛りから解放されます。
2.休日は気持ちよく眠れる
パチンコ屋の開店時間を気にせずに、自分の寝たい時間まで眠れる。
パチンコが好きな人は休日前に夜更かしして疲れていても、翌朝はパチンコ屋の開店時間が迫ると起きて行ってしまうのです。
3.休日に食べるものが変わる
休日にパチンコ屋へ入り浸ってしまうと食べたい物が食べられません。
というのも、パチンコをやりに来ているので周辺や道中にある飲食店で食事を済ませてしまいます。
パチンコにのめり込んでいると晩御飯しか食べないと言う人もよく聞きますね。
パチンコ台をキープして休憩するときは30分~50分程しか取れないのでかなり制限されます。
4.洗濯が変わる
休日にパチンコ屋へ行くのをやめると、洗濯物が減って楽になります。
パチンコ屋に持って行ってしまった物はタバコの匂いが染み込んでしまうので、たいして汚れていなくても洗濯しないと取れません。酷い時は一度の洗濯では取れ無いぐらいです。
洗えない財布や、スマートフォンは1か月経っても匂いが取れません。
それが真冬の寒い時期でもパチンコ屋のタバコは年中無休なので変わる事はありません。
5.情報が変わる
パチンコ好きだとお金が無くて休日にパチンコへ行けなくても、パチンコの動画を見たり、パチンコ関連の情報を仕入れようとしてしまいます。
それがパチンコをやめると興味が減るので、その分は別の情報を取り入れようとします。
6.友達が変わる
パチンコをやめると知識や情報も変わっていくので、パチンコをやらない友達と接触する機会が増えます。今はオンラインもあるので幅が広いです。
パチンコをやる人はパチンコをやる人同士で一喜一憂したいのです。
7.趣味が変わる
新しいことに取り組む機会が増えます。
更に共感出来る人が居るとその趣味がもっと楽しくなります。
パチンコをやめるとこんなにも休日の過ごし方が変わるのです。
気付いていないだけで休日の可能性はまだまだ無限大です。
2.なぜパチンコをやめると休日が変わるのか
それは「時間」と「お金」が増えるからです。
この2つが変わると休日が変わるのは当然の事ですよね。
時間とお金があれば後は自分次第で何でも出来てしまいます。
お金の変化
パチンコが好きな人は毎週のようにパチンコ屋へ行き、湯水のようにお金を使います。
もし偶然勝っても次のパチンコ資金になってしまうので、ほとんど変わることはありません。
パチンコで使う金額は水準が高過ぎるので、一般的な収入の人は時間よりも先にお金が足りなくなっているのが現状です。
毎週休日に3万円前後も使う遊びは何かありますか?
物を買うならまだしも数万円の遊びなので、旅行ぐらいではないでしょうか。
こんなパチンコのお金が全て残っていたらどうでしょうか?
毎週休日は旅行に行ったり、ちょっと豪華な飲食店に行ってみる事だってできます。
物に変えるなら毎週ゲームを買ったり、休日の度に服を買いに行けますね。
女性は多いですが、男性でもオシャレ好きな人は出会うたびに新しい服を着ていますよね。
パチンコをやめることで財布のお金が直接増えるわけではありませんが、別の事に使えるお金が増えるのです。
いざパチンコ以外で5万も6万も使おうと思ったらもったいなくて使えないかもですよ。
逆にパチンコをやらない人からすれば、パチンコだけで毎月5万や6万も使うのが信じられないでしょうね。
時間の変化
パチンコは一度遊び始めると区切りがつけにくいので、後ろに予定が無い休日ともなると長時間になります。
だらしない人だと後ろの予定をずらしてでもパチンコを続けてしまいます。
僕がパチンコにハマっている時は、予定の時間に遅れるのが当たり前でした。
友達が相手だと、電話やラインで時間をズラすことが多かったです。
閉店時間が近づいても最後まで遊び続けたくて、ジャグラーのようなノーマル機に移動する人も多いですね。
なのでパチンコを1時間や2時間でスパっとやめられる人はかなり珍しいと言えます。
そんなパチンコをやめるということは時間が増えます。
お金と違う点は、自由に使える時間が本当に増えるということです。
それがどれぐらい違うか休日で表すとこんな具合です。
・休日は朝からパチンコ屋に並んで閉店前まで粘るAさん
これだと約15時間は自由な時間が増えます。
毎週の休日とは思えないタイムスケジュールですね。
・休日は午後からパチンコに行くBさん
約10時間は自由な時間が増えます。
10時間というと平日の労働時間と同じぐらいですね。
・休日は夕方からパチンコに行くCさん
約6時間は自由な時間が増えます。
多いように見えますがパチンコに集中している時の4、5時間なんてあっという間です。
休日にこれだけ時間が増えて、お金も残っていれば行動範囲も広げれますし、イベントに行ったり好きなものをゆっくり選んで買うこともできます。
一般的な遊びなら出来ないことは無くなりますね。
3.パチンコをやめて変わった僕の休日
冒頭で少しお話ししましたがパチンコをやめる前の僕は、パチンコが好きすぎて寝ても覚めてもパチンコ三昧でした。
休日はもちろん朝一からパチンコ屋に並んで閉店時間までいる事がほとんどで、パチンコ屋にいないときは3台のスマホでパチンコアプリを稼働させて、パチンコ動画を見て、パチンコ関連の音楽を聴きまくっていました。
こんなにパチンコが大好きだった僕がパチンコをやめると休日の過ごし方が大きく変わりました。
休日に変な早起きをしなくなった
その中でも特に変化が大きかったのは休日の朝です。
パチンコへ行っていた時はゆっくり寝たい休日の朝でも目が覚めてしまうのです。
恥ずかしい話でこれはパチンコ開店時間に間に合うように体が慣れてしまっているのです。
それがパチンコをやめると休日の朝に早起きすることが無くなりました。
このおかげでいつも寝不足だった休日にゆっくり寝ることができ、ストレスが軽減されて、1日のパフォーマンスが上がりました。
いかに自分が眠くてイライラして休日を楽しめていなかったかに気付くことができました。
集中力が上がるので、遊びやゲーム1つにしても効率が上がって気分が良いのです。
パチンコ屋を見てもソワソワしない
パチンコをやめる前は、休日に外食や買い物に来ている時でもパチンコ屋が視界に入ると気になってしまうのです。
それがパチンコに行かない友達や妻と居る時でも行きたくなるのです。
しかしそんなことは直接言えないので、少しでもパチンコ屋に行けないかとソワソワしてしまうのです。
酷いときはトイレだけでもパチンコ屋に入りたいと思って無理やりパチンコ屋のトイレを使うようにしていました。
願わくば相手の方から「パチンコ行く?」って聞いてほしいのですが、そんな訳ないのでパチンコに行きたいことを何とか察してもらえないかと更にソワソワするのです。
こんな時はほとんど行けないと分かっているのですが、目の前に有るパチンコ屋に行けなかった事がストレスとなり、スッキリしないのです。
こんな感覚が無くなった事で休日をしっかり楽しめるようになり1日の充実度が激変しました。
今思うとあんなにソワソワしていた自分が本当に恥ずかしいです…。
消臭スプレーを使わなくなった
僕と僕の妻はタバコの匂いが大嫌いなので、パチンコに行った後はベタベタになるぐらい消臭スプレーを振りかけていました。
コートやバッグを毎回洗濯するわけには行かないので消臭スプレーを常備しており、すぐに空っぽになったのです。
それがパチンコをやめると全く使わなくなったので、ほとんど買う事が無くなりました。
いつもタバコ臭かったスマホケースも今では想像できないです。
好きなものが食べられる
パチンコをやめる前の休日はパチンコ屋を中心に遊ぶエリアを考えていたので、その周辺にある飲食店しか入れないのです。
コンビニしかなければコンビニです、コンビニも無いときはパチンコ屋が閉店する時間まで食べない事も多々ありました。
パチンコ屋の閉店時間と言えば23時ぐらいなので、その時に空いている飲食店しか選べないのです。
パチンコに勝っても負けても1人で居酒屋に入る勇気も無かったのでいつもラーメンか牛丼ばかり食べていました。
パチンコをやっている時は気にしていませんでしたが、いかに少ない選択肢の中から選んで食べていたのかと言うことが分かりました。
4.パートナーと過ごす休日
独り身の頃は休日に何をしようと自分の勝手だったので、タバコ臭くても、寝不足でも、借金まみれでも困るのは自分だけでした。
しかしパートナーが出来てからはそういう訳には行きませんでした。
僕の場合は休日の予定をいきなり変更してパチンコに行ったり、買い物や外食に行った足でそのままパチンコ屋に行ってしまい、何度も喧嘩になりました。
休日でもお互いに別の予定がある時はよかったのですが、せっかく二人で過ごす休日にパチンコの事でソワソワされても困るでしょうね。
この時は何度もパチンコをやめる約束をしたのに何度もパチンコに行ってしまって迷惑かけまくっていました。
そこでパチンコをやめる前の自分を客観視するには限界があるので、妻に直接聞いた方が早いと思い、パチンコをやめる前の自分とやめてからの自分の変化を聞いてみました。
「ソワソワしなくなった」
パチンコ屋の営業時間内だといつでも行きたそうで面倒くさかった。
「連絡をちゃんとしてくれるようになった」
パチンコに夢中になってスマホを見ていないのか返事が無かった。
「嘘をつかくなくなった」
内緒でパチンコに行くことが無くなった。
「二人の時間が増えた」
一緒に外出したり、二人で料理を作ったり出来るようになった。
「スマホの写真が充実した」
写真フォルダを見るとほとんどがパチンコの演出画像でいっぱいで気持ち悪かった。
妻には遠慮なく好き放題言われましたが、改めてみると自分ってこんなに酷かったのかと驚くばかりでした。
しかし全部本当の事なので言い返せませんね…。
パチンコをやめる前は大事な休日のパチンコを邪魔する妻が面倒だったのですが、パチンコをやめることができた今は申し訳なくなりました。
あとがき
恥ずかしい思いをしてまでこの記事を書いたのは理由があります。
日本でパチンコをやっている人が約1000万人も居ると知ったので、それなら自分のようにパチンコで困っている人が必ず居ると確信できました。
そんな方達に僕の実体験を役に立ててもらいたくて執筆しています。
妻の心境を聞けたのでパートナーのパチンコで困っている人にも届けたいと思い記事にしました。